2006年にPS2で発売された「ファイナルファンタジーXII」をベースに、ゲームデザインを再構築した「FINAL FANTASY XII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM」のHDバージョン。キャラクターモデルやムービーシーンの高解像度化により、肌、髪、布、金属などの質感が向上。さらに現代風のライティング技術を導入することで光や影の表現も向上している。音声は7.1chサラウンドに対応。それぞれ「日本語」と「英語」の2バージョン、BGMは「オリジナル盤」と本作用に全曲再録した「新録盤」の2バージョンを収録。
Nintendo Switch版では、ガンビットのスロットを12×3セットに拡張したほか、自由にジョブチェンジができるリセット機能を追加。ゲームクリア後の「強くてニューゲーム」はレベル90からスタートするだけでなく、前回プレイした所持品も引き継げるようになった。バトルは「ターゲット」と「アクション」に対し、AIで動作させる条件を指定できる「ガンビットシステム」を採用。2つのジョブを自由に組み合わせて育成する「ゾディアックジョブシステム」により、自由度が増した。ローディング時間の短縮、オートセーブ機能もある。
2013年12月にPS3とPS VITAで発売された「FFX/X-2 HD Remaster」のNintendo Switch版。「FFX」は、死の螺旋を描く世界“スピラ”に迷い込んだ少年ティーダが、召喚士ユウナやそのガードたちとともに、大いなる災厄『シン』に立ち向かう物語。バトルは、敵と味方がすばやさの順に行動していくCTB(カウントタイムバトル)を採用。レベルが上がるとスフィア盤を移動できるようになり、成長スフィアを発動させてステータスを上げることが可能だ。